自宅での練習は必要ですか?また、親はその練習につくべきでしょうか

お習字・そろばん・スイミング・ダンスや体操など、主にレッスン会場が練習場所の習い事とは違い、楽器は会場でのレッスン受講だけでは上達が難しく、自宅での練習が大切になります。

幼児期~小学校低学年までは、ご自宅での練習の際に保護者の方のご協力が不可欠です。
しかし、手取り足取り教え込む事は、お子様が自分の力で問題を解決していく力をそぐ事にもつながります。
放任ではなく、かつ指導しすぎでもなく・・・その見極めが大変難しいですね。

Rちゃん(当時小1)のお母様は、余り自宅で練習できないRちゃんのために練習ノートをご自宅で作成してくれました。
本人に練習した日に◎を付けさせ、それをお母様も確認されていました。
練習ノートを作成するまでは、お母様に「練習しなさい」と口頭で注意されても、中々ピアノに向かえなかったRちゃん。
お母様が練習ノートを確認してくれるようになってから、自分なりに頭で考えて練習ができるようになり、その後めきめきと上達されました。

「お母さんと講師がいつも自分を気にかけてくれている」この事実がRちゃんの気持ちを前向きにしてくれたように思います。

「小学校3年までには、保護者の方の一言の声掛けがあれば、嫌がらずにピアノ練習に向かえる」それが、当教室のおよその目標です。
勿論個人差もありますが、 レッスン開始後、3~4年くらいです。